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【歌詞】 みとせのりこ / 薄氷(うすらい)

薄氷(うすらい)

作詞 : みとせのりこ 作曲 : 篠本実篤 編曲 : 柳英一郎

 

窓の中に重なる夜の垂帷に睛を沈めて

そっとなぞる手探りの闇の中に声をなくしてく

 

髪に触れる指も

刃のよう

心を切り裂くのは何故

 

口移しに伝える悲しみさえ

届かず 夜の底消えてゆく

いっそひとり壊れてしまえるなら

浅い夢のまま

 

触れた指が月の光の棘のように心に刺さる

愛しさより灼けつく熱い痛みばかり胸に残る

 

硝子の瞳(め)に映る

凍りつく欠片は

逆さまの刹那

 

意味でさえもわからぬ罪に怯え

目を閉じ祈りを繰り返して

何を待つの 何故(どうして) 何を求め

赤い闇の中

 

愛してるとどんなに声にしても

自分を護るすべさえもない

抱きしめてその手で 癒えぬ傷に

どうぞ口づけて

――傷つけて

 

Bass, Backing vocal, Programming : 柳英一郎

Acoustic Guiter : 太田光

Violin : 小林明日香